2013年10月11日金曜日

写真科新入生と古典技法

先週、ニューヨークフィルムアカデミー・ロサンゼルス校に、写真科の新入生が入学してきた。著名なカメラマンであるAbelardo Morellの回顧展『The Universe Next Door』がJ・ポール・ゲティ美術館で開かれており、新入生達を含む写真科の生徒が招待された。



小さな写真の世界 — 先週金曜日にNYFAの講師であるLuther Gerlachが、ゲティ美術館の展覧会の為に作ったカメラ・オブスクラを使って、湿板写真のワークショップを行った。Luther Grlachは30年以上も古典技法で写真を作っており、コンピューターを使わない巨大なネガによる作業行程を大事にしてきた。彼は大型のカメラ(8x10 inch through 30x40 inch)と1850年から1940年頃のレンズを使う。それらは、彼が長年コレクションし、修復してきたものだ。

湿板写真は1851年に考案されたものだ。スズ板を使う技法では、彼はトロフィーの素材である黒い金属板を使う。(不純物のなく黒く着色されたもの。これらは写真のネガを作成する際に必要なものである)

Lutherのすごいところは人当たりの良さである。彼は学生達のために自分の家を開放し、古いダゲレオタイプ(銀板写真)のコレクションや湿板写真のフィルムを触らせてくれた。さらには彼の車を改造した移動式の暗室を使って、12X20のスズ板の集合写真を作ってくれた。(以下の画像)彼の寛大さがあふれる講義は、彼がこの業界でもっとも博識である人物の一人であることを物語っている。


我々はこんなLutherが大好きだ。

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