2013年9月13日金曜日

女性監督として初めてアマゾンを舞台に


近代映画において、女性は大きく躍進をした。2010年には、キャサリン・ビゲローが映画『ハート・ロッカー』で、女性監督としては初めてアカデミー賞最優秀監督賞を受賞した。そして、NYFA卒業生のDarcyana Moreno Izelはアマゾンで生まれ、アマゾンで映画を監督した初の女性となった。Izelはブラジルのアマゾネス州都マナウスで生まれた。彼女の作品はブラジル政府に認められ資金援助を得ることができた。そうして完成した映画『Dark Amazon』は9月10日にロサンゼルス・ブラジル映画祭で初演されたのだ。

アマゾン最新部で撮影されたこの映画の物語は、癌の自然治療法を探す研究チームが伝説の悪魔Anhangaに遭遇してしまうというもの。異形の怪物Anhangaとは、生ける者に苦痛を与え死後の世界を徘徊する悪魔の名前だ。怪物はどんな姿にもなれるが、最も知られているのは炎の目と額に十時を模した鹿の姿だ。Darcyanaは映画をあたかも真実であるかのように描き、怪物を見たと主張する原住民達はドキュメンタリースタイルのインタビュー映像で構成した。撮影時には、彼女と撮影クルー達にも原因不明の現象が発生していた。「映画の中で笛の音が聞こえてきますが、私たちはすべて撮影時の同録音声を使っていてサウンドエフェクトは行っていません。これはAnhangaの言い伝えに出てくるものなんです。」Darcyanaはそう語った。「言い伝えでは、怪物が近くにいる時にこの不気味な笛の音が聞こえると言われています。」


Darcyanaは自身の監督作品で、ブラジルの異なる面を世界に見せていきたいと考えている。大抵のブラジル人は驚く程の希望を持っている。「私は貧困の中で、少しの間でしたが家族と一緒にいる事ができて感謝しています。それは彼らが明日はすべてが良くなっていくと常に信じていたからです。」その希望は、あらゆる困難を乗り越えて映画監督となり、夢を見続けているDarctyanaそのものである。

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