2013年8月2日金曜日

ドラマシリーズのシナリオライターになる為に必要なこと。


テレビと映画の製作に関わるためにシナリオライターとして最も重要なステップの一つは、ライターエージェントを探すところだろう。それは映画学校の学生が卒業後に待ち構える最初の難関の一つだ。そういう理由から、ニューヨークフィルムアカデミーはGersh AgencyのシニアVPであるJack DytmanへのQ&Aの場を設けている。彼のクライアントは各業界に関わる長編ライター、記者、ストーリーエディターである。クライアントが関わっているのはケーブルテレビシリーズの『ブレイキング・バッド』『デクスター 〜警察官は殺人鬼』『サン・オブ・アナーキー』『ウォーキング・デッド』『デスパレートな妻たち』『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』『クリミナル・マインド』『ハワイ 5-0』『SMASH』『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』『そりゃないぜ!?フレイジャー』『FBI 失踪者を追え』『Law & Oeder: 性犯罪特捜班』『X-FILES』『エイリアス』『ヒルストリート・ブルース』『ハロー!スーザン』『TVキャスター マーフィー・ブラウン』『ボストン・リーガル』『Barney Miller』『シカゴ・ホープ』『ブルーブラッド NYPD家族の絆〜』『Married with Children』『Camivale』など他多数。何人かはエミー賞ノミネートの経験を持ち、ライターギルドアワードにおいてはノミネートは10人、その内4人は賞を受賞している。そしてこの5年間にプロデューサーギルドアワードでノミネートされたのは9人にも上る。
Jackは自身の経験からビジネスの世界の深い造詣を語ってくれた。彼は最近の番組についてこのように話した。「私は長編のシナリオライターの仕事を得ようと何度も試みたが、テレビは場違いでした。君たちは100から150話分の物語を敷設しておかなければいけません。三幕でエンディングではないのです。」彼はまた「全てに耳を傾けスマートに、それでいて仕事は特色がないといけない」と説いた。

Jackはヒットを予測するのは難しいと認めながらも『私立探偵マグナム』では成功させた。しかし、『Pushing Daisies』は社内のトップの心すら簡単に掴むことはできなかった。『となりのサインフェルド』の時はヒットさせるまでに3年かかった。一体どういうことなのだろう。
一人の生徒がJackに誰もが気になる質問をした。『どうやったらテレビ局の番組製作に関わることができるのですか?」彼はこう提案した。「もし君がそのドアを開きたいなら、ライターのアシスタントになりなさい。もしできないなら、掃除でもなんでもやってみるといい」テレビ局のライターになるには10年はかかるとしているが、例外もある。彼は唯一の例外として、全くシナリオの経験がない状態から『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』を作り上げたクリエイターのことに触れた。本当に稀だとしながらも可能性はあるとしている。「君たちは自分の適所をみつけて、その分野に絞った方がいいでしょう。テレビ局とケーブル会社はどういう展開をしているか?ABCCBSの番組の違いを理解することはとても重要なのです。」

それからJackは観客にテレビ番組の制作プロセスを聞かせてくれた。
1.ライターがIDEAのエージェントのところへ行く。
2.もしエージェントが「それは素晴しい」と言ったら彼らとスタジオかテレビ局へ行く。
3.もし受け入れられたら彼らは製作チームを一緒に作ってくれる。
4.チームは特に番組の展開に関わることになる。テレビ局ではとてつもなく重要なパートだ。
5.すべてうまく行けば、一度パイロット版のシナリオを製作する。
6.パイロット版が認められたら、チームに受け入れられ仕事をすることになる。
7.うまく行けばパイロット版は製作され何回か放送される。
8.このプロセスを毎回繰り返す。

もしそれを受け入れられないのなら、君はこの仕事には向いてない。Jackはプロデューサーと役員に注意を払い関係性を築き上げる能力の重要性を強調した。業界に古くからある言葉だが、「半分は能力、半分は能力のようなもの」は事実だ。「テレビ局では絶えず関係性を持つことです。」彼はアドバイスをこんな言葉で締めくくった。「君たちが仕事を見つけたい時は、私たちの誰かに任せてみてください。」

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