2013年7月27日土曜日

『ウェインズ・ワールド』と奇才監督ペネロープ


spheeris
Tova Laiter with Penelope Spheeris

ニューヨークフィルムアカデミーの生徒達で満席になった上映会がもう一つ。90年代のクラシックコメディ『ウェインズ・ワールド』の上映会である。主演はサタデー・ナイト・ライブ出身のマイク・マイヤーズとドナ・カービィ。そして監督は今回のゲストである異端児且つ奇才監督ペネロープ・スフィーリスである。『ウェインズ・ワールド』に加え、ペネロープは長編コメディ映画『プロブレムでぷ/なんでそうなるの?!』『ちびっこギャング』『ビバリーヒルズ/じゃじゃ馬億万長者』など監督している。彼女のキャリアのスタートはTV番組のコメディ部門としてサタデー・ナイト・ライブのプロデューサーを務めるところから始まった。そこから彼女は『ROSEANNE』の構成作家となった。
高校時代の『成功の可能性が最も高い人』投票のことなど、ペネロープは私たちの生徒と、自身のキャリアとそれ以前の生活について語ってくれた。「私は怖いって感情が欠落してたから、ただやっちゃっただけなの。」そう彼女は言った。「このまでのことを振り返ったとき、私は女性だから難しいことがあるだなんて考えたこともなかった。」ペネロープは『ウェインズ・ワールド』の時に、女性監督が周りでは珍しく、さらには敬遠されていたと語ってくれた。明らかに時代は変わったのだ。
Screen Shot 2013-07-26 at 12.25.13 PM

映画製作科の生徒エリーが、『ウェインズ・ワールド』の40台のトラックが登場するシーンで、大勢の俳優とクルーをどうマネージングしたのか訪ねた。彼女は昔を振り返りこう答えた。「私はいつも仕事を終わらせるためにコントロールしてきた。母は仕事を二つ掛け持ちしていて、私は4人兄弟の長女だった。」彼女はその生徒にこうアドバイスをした。「誰がボスかをはっきりわからせるのよ。」
ペネロープは、特に音楽関係のドキュメンタリー『The Decline of Westem Civilization Part Ⅲ』(自身はお気に入りの作品としている)と『ウェインズ・ワールド』の悪名高いサウンドトラックなどの仕事もしている。驚くことではないが、そういう経緯から彼女はこうアドバイスした。「良い映画監督になるためには、音の重要性を理解しないといけないの。特に音楽ね。びっくりするくらい重要だから。」

シェイという生徒が、どんなジャンルに関わっていきたいかと質問した。ペネロープはこう答えた。「ドイツから私にCGIの童話の映画をやってほしいって連絡があったんだけど、そういうのやったこと無いの。誰か知ってる?」ペネロープは現在6つの映画と4つのテレビ番組を抱えていて手一杯なようだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿