2013年7月31日水曜日

写真科インストラクター Kathleen McLaughlin

ニューヨークフィルムアカデミーの写真科インストラクター、Kathleen Laraia Mclaughlinは1999年から長期にわたってルーマニアの北トランシルバニアでドキュメンタリープロジェクトに関わっていた。代表的な仕事は、2011年に出版された著書『The Color of Hay: The Peasants of Maramures』や、去年のシビウ国際映画祭での写真作品のエキシビジョンなどがある。この10月にInstitute of Romanian Cultureから助成金を受けてルーマニアに戻る予定だ。彼女の今後の活動が知りたいなら、彼女のFacebookをフォローするか、ホームページを見てみるといい。




2013年7月27日土曜日

『ウェインズ・ワールド』と奇才監督ペネロープ


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Tova Laiter with Penelope Spheeris

ニューヨークフィルムアカデミーの生徒達で満席になった上映会がもう一つ。90年代のクラシックコメディ『ウェインズ・ワールド』の上映会である。主演はサタデー・ナイト・ライブ出身のマイク・マイヤーズとドナ・カービィ。そして監督は今回のゲストである異端児且つ奇才監督ペネロープ・スフィーリスである。『ウェインズ・ワールド』に加え、ペネロープは長編コメディ映画『プロブレムでぷ/なんでそうなるの?!』『ちびっこギャング』『ビバリーヒルズ/じゃじゃ馬億万長者』など監督している。彼女のキャリアのスタートはTV番組のコメディ部門としてサタデー・ナイト・ライブのプロデューサーを務めるところから始まった。そこから彼女は『ROSEANNE』の構成作家となった。
高校時代の『成功の可能性が最も高い人』投票のことなど、ペネロープは私たちの生徒と、自身のキャリアとそれ以前の生活について語ってくれた。「私は怖いって感情が欠落してたから、ただやっちゃっただけなの。」そう彼女は言った。「このまでのことを振り返ったとき、私は女性だから難しいことがあるだなんて考えたこともなかった。」ペネロープは『ウェインズ・ワールド』の時に、女性監督が周りでは珍しく、さらには敬遠されていたと語ってくれた。明らかに時代は変わったのだ。
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映画製作科の生徒エリーが、『ウェインズ・ワールド』の40台のトラックが登場するシーンで、大勢の俳優とクルーをどうマネージングしたのか訪ねた。彼女は昔を振り返りこう答えた。「私はいつも仕事を終わらせるためにコントロールしてきた。母は仕事を二つ掛け持ちしていて、私は4人兄弟の長女だった。」彼女はその生徒にこうアドバイスをした。「誰がボスかをはっきりわからせるのよ。」
ペネロープは、特に音楽関係のドキュメンタリー『The Decline of Westem Civilization Part Ⅲ』(自身はお気に入りの作品としている)と『ウェインズ・ワールド』の悪名高いサウンドトラックなどの仕事もしている。驚くことではないが、そういう経緯から彼女はこうアドバイスした。「良い映画監督になるためには、音の重要性を理解しないといけないの。特に音楽ね。びっくりするくらい重要だから。」

シェイという生徒が、どんなジャンルに関わっていきたいかと質問した。ペネロープはこう答えた。「ドイツから私にCGIの童話の映画をやってほしいって連絡があったんだけど、そういうのやったこと無いの。誰か知ってる?」ペネロープは現在6つの映画と4つのテレビ番組を抱えていて手一杯なようだ。

コマーシャルの俳優エージェントが選ぶクライアントと仕事のこと


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The Savage Agencyのコマーシャルタレント部門のチーフを22年間も務めているJennifer Boyceが、ニューヨークフィルムアカデミー・ロサンゼルス校の上映室で60人を超えるアクティングの学生たちの前で話をした。35年の歴史を持つThe Savage Agencyは、3歳から40歳までの才能を仲介している業界トップの事務所だ。舞台俳優、ナレーター、コマーシャルの代表的なアクター達が属している。


ここには、彼女が実際に感じたタレントになる為に重要なことを記してみよう:

     1. 素晴しいプロフィール写真を持っていることが重要です!もしあなたがキャスティングディレクター達に周知されていないなら、彼らは全く想像出来ません。写真は構図の異なるものを数点用意すること。一度、キャスティングオフィスがあなたのことを知っていれば、彼らはあなたを適材と思うシチュエーションが出てくるでしょう。

  2.  クライアントの"やる気"があること。Jenniferは言う、「あなたの仕事に繋がるまで、私は無償で仕事をします。例えば、私があなたの担当の年だとして、一日の仕事の話とします。あなたがコマーシャルで627.00ドル程度稼ぎます。そうすると私は62.70ドル得ることになります。要するに、あなたが稼がない限り、私はお金を得ることができません。だから、私はクライアントに仕事をしてもらいたい。もし、私があなたの仕事への態度に疑問を持つようなことがあれば、あなたは情熱を注いでいることを私に示さねばなりません。」

  3. オーディションはペディキュアの予約ではありません。あなたが心から欲するものでなければなりません。もしあなたがやらなくても、他の誰かがやるだけです。オーディションは常にチャンスです!あなたが駆け出しなら、何でもやらないといけません。

  4. あなたのエージェントだけを信じてはいけません。電話の前で待つだけでもいけませんし、あなたのエージェントがあなたのことを全てやってくれる訳でもありません。「私がするのは10%、つまり、私がいつも言っているのは私ができるのはあなたの仕事の10%で、あなたは90%やらなければいけないということ。私はドアの中にあなたを入れることはできるけど、その後の残りはあなたが登るのです。」それは自身の仕事を生み出すために重要なことです。

  5. もし、仕事がなかったりしても、あなたのエージェントを非難してはいけません。自分を見直して下さい。

  6. 結局のところ、あなたの仕事はオーディションです。俳優でキャスティングの行程が嫌いな人もいます。それに慣れて下さい。彼らは他の誰かを選ぶかもしれないし、彼らは自分の姉妹やガールフレンドみたいな誰かを選ぶのかもしれない、でもそれが何だというのでしょうか。あなたは彼らが探しているものをコントロールできませんが、部屋の中で何をするのかはあなたはコントロールできます。もしあなたが二次面接まで行ったら、あなたの仕事をすればよいのです。もし、もし仕事を得ることができなくても、それはあなただけではありません。政治的な駆け引きに巻き込まれないことが、このビジネスをエンジョイ出来る唯一の方法です。


彼女への質問を以下にまとめてみた:

Q:どうやって新しいクライアントを選ぶのですか?
A:私はいつもは紹介を受けて選んでます。もし、紹介じゃなかったら、提出された写真とレジュメからです。私が目をつけるのは素晴しい写真、沢山のトレーニングを積んでいる、コメディストアやセカンドシティやグランドラインに属していた、などです。コマーシャルはコミカルでおもしろいものが多く、それらのスキルを特に私は重要視します。

Q:何枚くらい顔写真を用意した方がいいですか?
A:エージェントに見せる時は、あなたが持っている一番良い顔写真をエージェントに見せればよいです。でも、それにお金を費やしてはいけません。なぜなら、うまくあなたにエージェントがついたら、あなたの新しい写真を撮影することになるからです。あらゆるエージェントは異なるテイストを持っているからです。舞台俳優の顔写真は他と違っていて、最も良いものを一枚持っている必要があります。コマーシャルでは、異なるタイプの演技など、様々な面が見せれるほうがよいでしょう。

Q:どのような顔写真が目に留まりますか?
A:コマーシャルでは、私は明るい感じの顔写真が目に留まります。私はその"ポップさ"でどのような演技をするのか見たくなります。

Q:オーディションは俳優協会に属していないと難しいですか?
A:俳優協会に属してない俳優がコマーシャルの仕事を取るのは難しいです。制作会社は労働組合に何故あなたを使用するのかのエッセイを書かなければならなくなりますし、もし明確な理由がなければ750ドルの罰金が科せられてしまいます。キャスティングは競争が激しいので、キャスティング・ディレクターはこれらの理由により、非組合員の俳優に来てほしくはないのです。彼らは自分が知っている名前や大物を選ぶ可能性が高くなります。だから、新人であるほど俳優はその中では難しいです。どのオーディションで誰でも受かる訳ではないのです。

Q:エージェントにキャンディとか贈り物とか送ったら、話し合いの場が持てますか?
A:私が知らない誰かと何か場を設けることはありません。送るならポストカードがいいでしょう。私は何も場を設けなくても知ることができるポストカードは、自己紹介するにはとてもいい方法です。

彼女は最後にこうアドバイスした。「あなたが得る全てのチャンスに感謝し大事にしてください。」

2013年7月26日金曜日

双子の脚本家とホラー映画『死霊館』



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先週の興行収入ナンバーワンとなったホラー映画『The Conjuring(邦題:死霊館)』の上映会がニューヨークフィルムアカデミーで行われ、双子の脚本家Chad & Carey Hayes兄弟をゲストスピピーカーとして招いた会場はNYFAの学生達で満席となった。このホラー映画は、実際にとある牧場の一家に起こった暗い惨事が下敷きになっている。
ChadとCareyのキャリアは役者から始まったが、最終的にはテレビのシナリオライターになった。その後に脚本を務めたリメイク版の『蝋人形の館』が大きな話題を呼んだことが切っ掛けとなり、映画の脚本家としての道を歩む事になった。それから『リーピング』、『ホワイトアウト』、そして新作の『死霊館』とホラー映画の脚本を立て続けに担当した。「僕たちは観客達をアミューズメントパークに連れて行ってしまうようなシナリオを書いてるんだ。」とChadは語った。「絶叫マシーンさ、間違いなく安全な。」
 この脚本家兄弟は先週末の『死霊館』の大ヒットに非常に心を躍らせ、このヒットは最初から最後までシナリオが完全に計算通りに機能したのが一番の要因だったと説明した。そして配給したニューラインシネマがこの映画により上向きになったが、ChadとCareyはそれらにはあまり興奮していなかった。
シナリオ執筆の鍛錬について質問した時、Chadはこう返した。「僕たちいつも執筆してる。僕たちは書く。なぜならそれが好きだからだよ。もし君たちがそれが嫌なら、そして情熱を感じないなら、それは長く困難な道になってしまう。君たちは『書くこと』を愛さねばならない。」Careyは加えて「最初の構想から組み立てようとすると、そのいくつかは技術だったり、リズムの構成だったりなんだけど、いつも個性が芯にあるんだ。君たちは個性を大事にしたほがいい。」

最後に、ニューヨークフィルムアカデミーの生徒が質問した誰もが思っている「なにからはじめたらいいか」を以下に書き記そう。
1.まずは情報収集!もしプロジェクトで必要ならば(例えば)インドまで取材に行ってしまう。必要な情報の中にどっぷり浸かってしまおう。
2.数えきれないくらい映画を観る。
3.インターネットを使う!(基本中の基本)
4.人はいろんな物語持っている。とにかくそれを探して聴くこと!



2013年7月25日木曜日

NYFAのシナリオ科インストラクター達のプロの顔


NYFAの生徒なら誰でも知っているが、教室の外ではインストラクター達はプロフェッショナルとして活躍している。今回はシナリオ科のインストラクターを紹介したい。

ニューヨークフィルムアカデミーのシナリオ科インストラクター、Floyd Byarsは劇場映画『COMPULSION』のシナリオを務めた。「私たちの学校で教えていることが、このような成果に結びついていきます。」とLA校のシナリオ学科長のJim Jenneweinは語った。この映画の出演者はヘザー・グラハム、ケヴィン・ディロン、ジョー・マンテーニャ。そして撮影監督はアカデミー賞を受賞したVilmos Zsigmondである。

同じインストラクターのJerry Shandyは現在、劇場映画『Arijuna』のリライト作業を行っている。『Arijuna』はコロンビアの歴史を題材にしたスリラーで、映画情報サイトDoneDealProによると「ダンス・ウィズ・ウルブズの系統を継ぐ2つの時系列で物語る映画」であると紹介されている。
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加えて、NYFAインストラクターのNunzio DeFilippisと彼の妻のChristina Weirもグラフィックノベル『Avalon Chronicles, Volume 2:The Girl & The Unicorn』の新作を手掛けている。このファンタジーシリーズの前作であるVolume 1はYoung Adult Library ServiceのGreat Graphic Novels For Teens listに選ばれている。この作品は本屋、コミックストア、Amazon.comにて購入する事ができる。彼らが手掛けたMANGA『Amazing Agent Luna』も同様に購入可能である。

インストラクター、Rachel Goldbergは二つの映画に関わっており、それらは現在映画祭で順次上映されている。そのうちの一本『Neighbors』は彼女が監督と共同脚本を務め、すでに10カ所の主要な映画祭で上映されている。

2013年7月24日水曜日

NYFAロシア人卒業生の活躍



第35回モスクワ国際映画祭にニューヨークフィルムアカデミーのロシア人生徒達が参加した。Olga Zhirova、Rinat Muslimov、Evgeniya Moreva、Gaya Tseytlinaらが製作した短編映画『The Ticket』今年の1月に上映された。それに加え、Lvan Ksenofontov、Anna Ryzhikova、Evgeniya Moreva、Gaya Tseytlinaらが製作した短編映画『Meat』が映画祭デビューした。ロシア人卒業生のKonstantin Fam、Andrey Kim、Maxim Voskoboev、Tatyana Zagdayらが第35回モスクワ国際映画祭の主宰Nikita Mikhalkovから35,000ドルが贈呈された。
最後に、今年5月にもAnna AveryanoveとElena Kotsebukが製作した短編映画『HOKKU』は、カンヌで開催されたCourt Short Film Festivalで上映された。
才能あふれるロシア人卒業生達には、これからもがんばってほしい。

Kickstarterを使ったNYFA卒業生の長編映画への挑戦



ニューヨークフィルムアカデミー卒業生、Abigail Schwarzは初の長編映画『Those Who Wander』を撮影する予定でいる。Schwarzがシナリオと監督を務めるこのインディペンデントコメディは、自立と別れ、そして課程で失っていったものを描いている。このプロジェクトはつい最近に70,000ドルをキックスターターで集めることに成功し、製作準備に取りかかっている。プロジェクトでこれまで発表されているのは、プロデューサーにNicola Scandiffio、エグゼクティブ・プロデューサーにベストセラー作家のジェームズ・フライ(代表作:ア・リトル・ミリオン・ピーシーズ)、撮影技師にElisha Christian(映画:Save The Date)、キャスティング・ディレクターにAdrienne Stern(ASC Casting)、出演者にエミー賞女優Anna Holbrookと他多数。
このプロジェクトはSAGの超低予算のインディーズ長編映画である。Abigailは目下のところキャストとクルーをニューヨークとロサンゼルスで探している。

もし参加してみたいなら、次のメールアドレスからコンタクトを取ることが可能だ。
wanderproduction@gmail.com

2013年7月19日金曜日

プロデューサーSean Danielと映画のこと



今週の火曜日に、ニューヨークフィルムアカデミー・ロサンゼルス校はプロデューサーSean Danielを招いた。Seanは独立系やスタジオシステムのこと、プロデューサーの仕事について話してくれた。彼がユニバーサルピクチャーズで製作部長の職についていた時は『アニマル・ハウス』、『すてきな片思い』、『ブルース・ブラザーズ』などの映画のすべてを見届けて来た。これらはQ&Aが始まる前に上映された。現在は、『ハムナプトラ』シリーズや名作『ベン・ハー』のリメイクなどを手掛ける自身のプロダクション会社Sean Daniel Productionの独立系プロデューサーとして、様々な作品を世に送り出している。
彼のハリウッドでの映画人生の始まりは1970年のこと。奨学金を受け入学したカリフォルニア芸術大学の映画制作クラスが全ての始まりである。
大学を卒業後、彼はユニバーサル映画のP.A(プロデューション・アシスタント)の役職に応募した。そこには「Bold Studio Head」と呼ばれた偉大なプロデューサーNed Tannenがいて、Seanは後に彼の右腕にまでなった。そして若干34歳でスタジオのトップまで登りつめることとなる。「私は全てのシナリオに目を通し、数多くの企画書を書いた」とSeanは語った。「Nedは私のものの見方を気に入ってくれててね。私は毎日欠かさず観察して自分で実践していたら、最終的に自分のやり方になっていった。」

少しして、Seanはブラジルから来たプロデューシング科の学生に尋ねた。「良いプロデューサーに必要な資質とは何かわかるかい?」Seanの答えはシンプルだった。そして素晴しいアドバイスだった。「一つ、その作品を確実に愛すること。二つ、それは決してお金の為であってはならない。三つ、どんなことでも絶対に屈しない。四つ、交渉が巧みであること、だ。」
それはハリウッドの映画プロデューサーとしてのキャリアを維持することが、非常に難しいのだと物語っている。Seanはプロデューシングの仕事は大変な激務であることを伺わせた。沢山のリスクを孕んだ事業に携わって来たSeanは、学生達にこんな言葉を残していった。「どんな映画を作る時も常に喧嘩しているよ。まあ結局は、私は映画作りが大好きなんだよ。」

2013年7月18日木曜日

俳優マイケル・カドリッツと彼の仕事のこと




先週、ニューヨークフィルムアカデミー・ロサンゼルス校の主宰した、テレビシリーズ『サウスランド』の最終回と『バンド・オブ・ブラザーズ』の第五話の上映会が、ワーナーの映画撮影所の中にあるワーナーブラザーズシアターで行われた。なぜ、そのようなチョイスかときかれそうだが、もちろん特別ゲストのマイケル・カドリッツが出演しているからである。会場入りしてから帰るまで、マイケルは気取ること無く常にフレンドリーだった。リフレッシュさせる要素がこの街にはあるのかもしれない。マイケルは愛するテレビの仕事について語った。ほとんどのテレビシリーズで彼は主要人物を演じている。彼は役者をやっていく上での浮き沈みの苦悩ついても語ってくれた。さらに、現在のマイケルは”仕事がない状態”だが、見通しは立ってるのか、悩んでる風には感じられない。彼はNYFAのアクティング科の生徒に、やる気のあるポジティブな人たちの中に身を置いて、勢いを保ったまま、常に自分のキャリアを躍進させるための何かをやっていくことを説いてくれた。「私はどんな困難でも全てワクワクしてるのかもしれない」マイケルはそう付け加えた。
2演技の仕事でストレスを感じた面は、リサーチと"Doing home work"(自分のすべき準備をすること)だそうだ。『サウスランド』で警察官ジョン・クーパーの役の準備をしている間、マイケルは少なくとも20回は実際の警官の職場体験を行った。だが、バンド・オブ・ブラザーズでの第二次世界大戦の兵士の役については、かなりの準備不足であったことも認めた。
「君たちはただそこにいる何かにならないといけない。君たちはそこで生きている存在にならないといけない…大事なことだけど、家で準備したものを信じきって現場に行ってしまうやり方とか、何も気にしない、つまり”そこに存在している”ことを意識しないやり方とか、そんな君たちを失敗に招く、課程を見失ってしまう様なやり方はやってはいけない。他の役者や監督とか誰もが異なる要素を持ってくるから、君たちが考えもしないようなものの中に身を投じてみること、それが君たちの演技を高める助けになるから。」

彼の演技への情熱は周りを奮い立たせる。本当に仲間にしたいと思わせる人物である。彼の成功は演技への情熱と努力の結果であったことは明らかだ。







2013年7月17日水曜日

3つの映画祭とMFAフィルムメイカー


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去る5月、ニューヨークフィルムアカデミーの生徒、Kevin Resnickの監督作「On Becoming A Man」がカンヌ映画祭短編映画部門で上映された。Kevinは映画やテレビの現役ベテランスタッフでありながら、今はMFA映画制作の修了に向けてカリキュラムに取り組んでいる。彼は初の長編映画「The Amazing Adventures of Average Ben」の来年一月の完成に向けて取り組んでいる最中だ。
「たくさんの映画学校を調べて、NYFAが一番実践に近い映画制作を学べると思った」とResnickは言う。「僕は演技の世界からきたんだけど、それは経験で芸術を表現するものだった。本を読むだけじゃダメで、実際にやってみないといけない。映画制作も同じことさ。僕はプログラムの一年目の間に様々な映画を作ったんだけど、スコープの中の作品が成長していった様に、自分自身の基盤も固めていけたんだ。」
image「On Becoming A Man」は、13歳のJacib Schneidelmanと彼のイカれた家族とのバルミツバー(13歳で行うユダヤ教の成人のお祝い)に至までの日々を描いた斬新なコメディ作品。この映画はKevinの少年時代に着想を得た。「ユダヤ人として、僕は間違いなくイカれた親戚達に苦しめられて来た。その記憶のピースを紡いだら、映画の登場人物達の原型ができてしまったんだ。後は、想像力とコメディの感覚で作り上げた。だけど、Jacobの非ユダヤ人を打ち砕く物語と僕の経験は実際には重なっているんだ。僕はユダヤ人女性とデートしたことないって母に伝わるのを怯えていたよ。」
この映画はこれから開催される3つの映画祭で上映される。様々な国での上映も考えた末のことだ。Kevinは各映画祭の上映後のQ&Aにも登場する予定である。


『On Becoming A Man』公式ホームページ
http://www.onbecomingamanmovie.com/


映画祭情報
Downtown Film Festival – Los Angeles (www.dffla.com)
Saturday, July 13th, 7pm
On Becoming A Man will screen as part of Shorts Block 5: Through a Child’s Eyes
Tickets:  http://wl.flavorus.com/event/Shorts5Through-A-Childs-Eyes/180215?afflky=DowntownFilmFestivalLA

New Hope Film Festival – Pennsylvania (http://www.newhopefilmfestival.com)
Saturday, July 20th, 2:30pm
On Becoming A Man will screen as part of Saturday Matinee Students 
Tickets: https://www.brownpapertickets.com/profile/63422

HollyShorts Film Festival – Los Angeles (www.hollyshorts.com)
August 15-22, 2013
Exact screening date/time TBD

NYFA インストラクターと学生が米印合作映画に出演へ


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ニューヨークフィルムアカデミーのインストラクターであり俳優であり、天体物理学者であるRajiv Uttamchandaiは、Starlight Global Filmsのインド人とアメリカ人が織りなす異文化コメディ映画「Tie The Knot」に出演する。同じく出演者のOhmnie SanjivはNYFAのアクティング科の学生だ。出演者はタラ・リード、Karishma、Nevin Millan、Omi Vaidya、Ohmnie Sanjiv、監督はShuja Paul。この映画は現代喜劇ドラマとしてロサンゼルスとムンバイを舞台に、近代社会に生きる東インド系アメリカ人ヒロインが家族と社会の均衡を保とうとする、というもの。
「民族と世代越えたユニークなドタバタコメディで、格式ある学校の伝統と近代の生き方が巻き起こすドラマが観客の心を魅了します。」
この映画はアメリカ、カナダ、イギリス、インドで今年の11月に公開予定だ。

年末のスペシャルワークショップのお知らせ


年末から開始するスペシャルホリデーワークショップの募集が始まりました。内容は通常の6週間コースと基本的に同じですが、受講料が通常の約半額となっておりますので、是非この機会にNYFAのワークショップを受講してみてください!
スケジュール
・12月2日(2013)〜2月1日(2014)/月曜日〜土曜日
※12月22日〜1月5日迄は休みとなり、自由に自分の時間に当てることができます。
学科
・映画制作科
・アクティング科
ロケーション
・ニューヨーク
・ロサンゼルス(ハリウッド)
・フロリダ(マイアミ)
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映画制作
・受講料: 2200ドル
・機材費: 500ドル
カリキュラム
・Director's Craft、Writing、Editing、Hands-on Camera and Lighting、Production Workshop、Budgeting and Scheduling、Sound Design
学習目的
・劇映画における演出、撮影、編集、サウンドデザインの芸術性と技術を探求し理解すること
プロダクションゴール
・シナリオ、演出、ノンリニア編集での短編映画制作。16mmかDVフォーマットで撮影し、マルチトラック・サウンド(台詞は含まない)の最大7分の短編映画とします。(12月中に制作する映画2本は16mmフィルムで制作します。)
・他の生徒の作品の撮影クルーとして、撮影監督、撮影助手、照明も担当します。
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アクティング
・受講料: 2200ドル
カリキュラム
・Scene Study、Acting for Film、Movement、Voice、Improvisation、Monologues、Open Casting、Film Craft、Audition Technique

ミュージカル学科長マーク・オルセンの挨拶


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ミュージカル科のセカンドセメスターの授業と、4週間集中コースのエンジョイしている40人を越える高校生たちのことを書こうと思う。活気溢れるスタートを切って、我々は最初の週を終わらせることができた。5階に入ると、いろんな対応をしてくれる長い受付のデスクの出迎えを受けるだろう。授業のスケジュールは複雑だけど、壁のモニターがその日の教室と時間を教えてくれるんだ。
ミュージカル科のみんなは、朝は運動かダンスから始まって、午後はパフォーマンスラボとシーンの研究と合唱を行う。先週の金曜日は、高校生部門のみんなとNYFA主宰のピザパーティを開催したんだ。ハドソン川と自由の女神が望める学校のラウンジでイベントを行ったんだけど、他の勉強をしてる学生同士が出会えるいい機会になったよ。
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再開したセカンドイヤークラスも金曜のカメラテストで先週参加した。これは今学期から始まって次の学期で撮影を開始する、大掛かりな『ミュージカル映画』に役立つカメラ前の演技を、初めて生徒達が体験できるチャンスなんだ。私たちは楽しい体験にすでにワクワクしているよ!
5階のフロアは芸術的な蜂の巣みたいになっていてびっくりする。ホールを歩いていると映画を撮影してるグループがいたり、アニメーション科のCG映像や図形がモニターに映されていたり、アクティング科がセッションしていたり、ミュージカルスタジオから歌が流れて来たり、ダンススタジオからタップダンスの音が奏でられてたり、写真科の生徒が少数で研究していたり、昔からのNYFAの赤いTシャツを着た職員がやる気満々で補助をしていたりする。そのエネルギーは、伝染して自身の目標の助けになったり、最前を尽くす為のものになると言えるだろう。
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加えて、ハドソン川とバッテリーパークを望む景色は、何か魔法みたいなものだ。私たちが語るべき物語は、歌を歌うこと、ダンス、内に秘めたデザインと夢、それらの講義が心を鎮めたり活力になったりする。
来週のミュージカルシアター科では、まだ創造的な学生や目的をもったグループを歓迎することになる。それは18歳以上対象のミュージカル科4週間コースだ。腕を広げて歓迎し、巧みに今動いてる活動の場にとけ込ませて行くだろう。もしあなたがどう夏を過ごすことになるか疑っているなら、私がそれを実証しよう。ミュージカル科は間違いなく楽しくてエキサイティングな選択だよ。
Ciao Bella!    -Mark Olsen

ARRIデジタルシネマカメラALEXAのワークショップ


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つい先日、NYFAロサンゼルス校の撮影技術科の学生の授業で、デジタルシネマカメラALEXAの一週間の集中ワークショップが行われた。ALEXAは、PLマウントレンズ、2880×2160解像度のスーパー35mmフォーマット単版CMOSセンサーを搭載し、非圧縮動画データ&RAW(ARRIRAW)動画データで保存可能な、ユニット式のデジタルシネマカメラの決定版だ。。この実習は、REDシリーズで有名なARRI社のカメラ部門のヴァイスプレジデントBill RussellとテクニカルサービスマネージャーStephan Ukas-Bradleyによるワークショップだ。
最初の日は、撮影技術科の学科長Michael Pessahの生徒たちが、まだ販売前であるALEXAシリーズの最新モデルのトレーニングを受けた。
2日目は、NYFAの生徒は、カルバーシティの撮影機材のレンタル会社であるALTERNATIVE RENTALSの見学へ行った。ALTERNATIVE RENTALSでは、ZEISS、Canon、ANGENIEUX、REDなどの様々なレンズの研究に時間を費やした。
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3日目は、ASCのSuki Medencevicの指揮の下に、ALEXA、RED Epic、RED Scarlet、35mmパナビジョン、5Dなどのカメラ、ドリーを使用した撮影など、大規模なカメラテストを行った。今後の授業ではFotokem社のDigital Intermediate theaterでシニアカラリストのAlastor Aenold等の指揮の下で同社製カメラのテストも行う予定だ。
4日目は、Matt Sarnoffを監督に据えて、撮影技術科の生徒によるALEXAの映画撮影実習が行われた。この実習はユニバーサルスタジオのセットとプロの俳優達を使い撮影された。「ユニバーサルスタジオのセットでALEXAを?」Pessahは言った。「そこ以上に適した場所はないね!」
祝日の後、撮影技術科の生徒とプロデューシング科の生徒と共同でALEXAを使った撮影が行われた。撮影クルーの交代制は彼らの制作でうまく機能した。全体的に見て、全ての撮影技術者の卵達にとってこのワークショップは、非常に有益な経験になったのではないだろうか。

俳優ジョシュ・ブローリン


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先週水曜日、ワーナーブラザーズシアターでNYFAが開催したコーエン兄弟監督作品「ノーカントリー」の上映会に、主演のジョシュ・ブローリンが登場した。ジョシュはコーエン兄弟の他にも、ガス・ヴァン・サント、ロバート・ロドリゲス、オリバー・ストーンなどの名監督達と仕事をしている。彼の輝かしい経歴には「ブッシュ」、「ミルク」、忘れてはいけない初出演作の「グーニーズ」などがある。グーニーズのオーディションでは約300人の中から役を勝ち取っている。
トーヴァ・レイターが司会を務めるそのイベントで、ジョッシュのスマートさとユーモラスさ、そして謙虚さを知ることになった。彼は自身の役者として成功したキャリアを面白おかしく語ってくれた。話の中には「ノーカントリー」のオーディションの話もあった。クウェンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスの映画「グランドハウス」の撮影現場でオーディションの扉を叩いた。コーエン兄弟の最初のリアクションは「素晴しい照明だね」だった。ひと月たった頃、彼のエージェントが2度目のオーディションを持って来た。三時間だけ眠った後、カウボーイハットをBoot Barnで買い、地面にこすりつけて汚したという。ひょっとしたら、コーエン兄弟が汚れたカウボーイハットを買ってくれたかもしれないが、我々はジョシュのそのたぐいまれな行動に確信するものがあった。
ジョシュは観客の中の若き役者たちに様々なアドバイスを与えた。「役を受け入れるか覚悟するとき、恐れは動機になるんだ。君たちは成功の為とかエゴとかではなく、それを愛しているからそれを行う。人々が演技を好きでいてくれるのがわかるから、好きなんだ。」
ジョシュは観客に自己表現することへの緊張がカギであるという。「僕は映画や役で他者に演技で触れられることが嬉しいんだ。何が人々に刻まれるのかワクワクするし、演技の心理学を愛してるんだよ。全ての映画は暗く険しい道があるけど、君たちは光の指す方を見てるんだ。」当たり役であったオリバー・ストーン監督の「ブッシュ」の準備をしているとき、個人コーチを捜しアレクサンダー・テクニークを訓練した。「オリバー・ストーンはこう言ったんだ。それが自分の中にあったから出来たんだよ。役を、それが引き寄せることができたんだ、って。」
映画での仕事でも、ジョシュは舞台や文学への特別な感謝の気持ちも持っている。「舞台は僕にたくさんのものを触れさせてくれた。僕は練習も研究も好きなんだ。実際に演技するよりもね。」
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ドキュメンタリー科インストラクター on CNN


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NYFAドキュメンタリー制作インストラクターのMatthew GalkinとパートナーであるMorgan SpurloxkによるCNNのテレビシリーズ「INSIDE MAN」が初放送を迎える。MatthewとMorganはCNNのホームドキュメンタリーシリーズに新風を吹き込む。「INSIDE MAN」は、医療大麻、高齢者、季節労働者、銃所持者、組合、破産、教育などのアメリカの生活に関する様々な争点を、専門家の目線を通し伝えていくドキュメンタリー番組だ。
CNNで日曜の10:00PMから放送になる。
(公式HP)http://www.cnn.com/SPECIALS/us/morgan-spurlock-inside-man/index.html

ニューヨークフィルムアカデミー新校舎


imageMoinianグループによると、ニューヨークフィルムアカデミーはバッテリーパークへの移転に4400万ドルと18ヶ月を費やしたとある。学校は73,321スクエアフィートを15年間の賃貸契約を結ぶことになるだろうと語った。
夏期クラスを持って正式オープンとなる。
学校は建物の2フロア全てを使用し、最先端の制作スタジオとステージを有する。
(※移転は一部の学科となり、ユニオンスクエア本校舎は存続します。)
[THE REAL DEAL Newsより抜粋]
http://therealdeal.com/blog/2013/06/24/new-york-film-academy-relocates-to-new-battery-park-hq/

The Officeの監督が語るテレビドラマと映画


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先週、ニューヨークフィルムアカデミーのロサンゼルス校主宰の上映会がワーナーブラザーズシアター上映室で行われた。Q&Aセッションのスペシャルゲストとして監督のケン・クワピスを招いた会場は満席となった。生徒たちはケン・クワピスが監督を務めた「The Office シーズン2最終話 CASINO NIGHT」とケンの25分に編集された作品集を視聴した。作品集にはTVドラマの「The Office」、「フリークス学園」、「アウトソースト」、映画の「誰もがクジラを愛してる」、「旅するジーンズと16歳の夏」、「そんな彼なら捨てちゃえば?」、「ライセンス・トゥ・ウエディング」などが含まれていた。さまざまな映画やドラマのプロデューサーとして活躍しているトーヴァ・レイターがQ&Aの司会を務めた。
ケンは、近年のテレビドラマの演出家を目指す者が多いことや、彼が始めた頃は人気がなかったことなどに言及した。「映画は非常に人気だったけど、テレビはそうでもなかったんだ。」とケンは語った。「大きいスクリーンは物語をイメージで語る場所で、一方のテレビはほとんど会話で構成される媒体なんだ。」そう彼は解説していたが、テレビシリーズは時間をかけてより深みを与えることも確かである。彼自身『両方の世界に片足を突っ込むことができて幸運だ』と考えているように思う。ケンはThe Officeでのスティーブ・カレルとの仕事や、どうやって彼がスタッフに実験的なことができるようにしたのか、または番組をより良くするための『確信犯的に間違う』やり方などを語った。彼は若き映画制作者に激励を贈った。彼は『撮影の段階でフォーカスをあてることが重要』という考えで、物語の中心人物に焦点を絞っているようだ。彼はビジネスの騒々しさで気を散らさないように、自分自身の意見を常に考え続けることが重要であると特に強調していた。

For The Love of a Goldfish


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Elin Gronblomとその友人が作詞した「Goldfish Love.」という歌がある。彼女たちはそれをとても気に入り、ショートフィルムに取り込んだ。14分の時間のピースは、世界中の観客を魅了することになり、国際ファミリー映画祭の学生短編部門のベストコメディ賞を受賞した。
彼女はすでに祖国であるフィンランドで映画とテレビのBA(芸術学士)を取得していたが、Elin曰く「もっと映画の実践経験が欲しかった。」との理由で、Google検索でニューヨークフィルムアカデミーのMFA(総合芸術修士)映画制作プログラムの存在を知ることとなる。彼女は1年目はニューヨーク本校、2年目はロサンゼルス校で学んだ。彼女はNYFAでの時間を「Goldfish Love」に費やした。「Goldfish Love」は、Gandhiという名前の金魚と、彼の飼い主である売れないミュージシャンの葛藤という、2つの特殊な友情の形を描いている。
トロント・ショート&スウィート映画祭とH2K映画祭での上映、ヨーロピアン・インディーズ映画祭、フィンランドのタンペレ国際映画祭、ホリーショーツ映画祭、The UK映画祭、プロビデンス児童映画祭、ニューポートビーチ映画祭でオフィシャルセレクションに選出された。
卒業してから、Elinはロンドンで映画やミュージックビデオの現場で働いており、たくさんの執筆活動をしている。「もしあなたが執筆が得意なら、それは創作活動の場に身を置くための良い手段だと思います。」と彼女は言う。「でも、それがあなたにとって好きなことで、2年後も誇りに思えるものだったら、ね。」
現在のElinは、長編のコメディ作品の準備をしている。
「Goldfish Love」は6月27日にロサンゼルスで開催されるWMM Festでも上映される予定だ。
(Goldfish Love予告編)

学生インタビュアー、ロサンゼルス映画祭へ


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もし、あなたが今週、BFA映画制作プログラムの生徒Enrique Pedrazaを探しているなら、あなたはロサンゼルス映画祭のレッドカーペットでスペインの奇才監督ペデロ・アルモドバルにインタービューしている彼をみつけることができるだろう。NYFAロサンゼルス校の三年時に、EnriqueはFilm Independentのインターンとして、メインの編集者と同様に働いていた。
以前にも彼は、コロンビア・ジョージ国際映画祭でBest Student Documentary受賞などの成果をあげている。それ以来、彼はスクールメイトが「Free」と呼ぶミュージックビデオの撮影と共同プロデュースを行い、映画祭を興行し、Kashish国際映画祭などで上映された。
NY校の4週間の映画俳優ワークショップが完全に終わった後、Enriqueはそこが自分の居場所だと決め、さらに勉強したいと思った。彼が選んだのはBFA映画制作プログラムだった。なぜなら、演出やシナリオなど映画制作のすべてが学べるからだ。「文章を書くのはなぜか得意なんです。」と彼は言う。実際に彼はそうだった。彼がほとんどを書くことになった映画日誌ブログは「The Rolling Can」と呼ばれた。
Film Independentのインターンが始まってから、Enriqueはメイン編集者のように伝え続けた。彼はLACMAのFilm Independentのスクリーニングシリーズでも働き、スピリット賞のレッドカーペットや、今回は新たにキーエディターとカメラマンとしてロサンゼルス映画祭などで働いている。映画祭はペドロ・アルモドバルの新作コメディ映画「I'm So Excited」の北米プレミアを皮切りに開始される。
「映画学校で最も重要なことは、映画制作者としてのあなたの意見をみつけることです。」とEnriqueは言う。「関わりをさらに広げていくことが大事です。あなたが信頼できる人をみつけるために、それは不可欠なんですから。」
(写真はEnrique Pedrazaと「愛、アムール」でオスカーを受賞した監督ミヒャエル・ハネケ)

映画祭の本命「La Migala」


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映画祭で本命としてあげられるNYFA卒業生Jaime Dezcallarが監督した短編映画「La Migala」。彼はサスペンスを軸に、アパートの中だけで起こる感情を映画に集約させた。「La Migala」はニューヨーク映画祭やZinebi、SHNIT、ビジネスインターナショナル短編映画祭などに正式に選出された。ボストン映画祭、The Melies d'Argent in Strasbourrg、Vimeo Staff Pickなどでは賞を受賞した。メキシコの作家Juan Joseの魅力的なリアリズム小説を話のベースとし、JaimeはNYFA卒業後にマドリードにてRED Epic 4Kカメラを用いて撮影した。「大分昔にこの話を読んでから、ずっと頭から離れなかったんです」とDezcallarは語る。「私がJuan Joseの家族のArreolaにコンタクトを取ったときに親切にしてくれたという素晴しい逸話もあります。」
JaimeはスペインからNYFAに来た。彼は法律を学び、スペインのテレビ番組Camera CafeでP.Aとして働いていた。スタジオでJaimeはディレクターの力になり、その撮影の経験は本当に面白いものになった。家族に不幸が起こった後、Jaimeは人生は短く、自分の夢を追求出来ないと気づいた。「ニューヨークの街は歴史は浅くエネルギーに溢れた完璧な街に見えました。いうならスーパーシティです。少なくとも一度はそれで生活してみるべきです。」映画制作プログラムで最初の映画「The Last Moments of Leopoldo Berenguer」を撮影しているときに、はっきりとそう言った。「私は短編映画の作り方をたくさん学びました。ビジュアルではなく、観客の感情を作り上げるということが学んだ中で一番重要なことでした。挑戦と失敗で学びましたし、未だに私は学び続けています。」

ハリウッドの学生映画事情


ロサンゼルス・タイムズが、ロサンゼルスの映画やテレビのロケーション撮影のコーディネート会社大手であるFilm L.A.に取材を行い、興味深い記事を掲載していた。
Film L.A.によると、ロサンゼルスでは2012年の学生映画の本数は4227本あり、前年の2011年に比べ30%もアップしており、今年の学生映画の本数も2012年度に匹敵するだろうとしている。Film L.Aスポークスマンであるフィリップ・スコロスキーはロサンゼルスには4つの代表的な映画学校があり、それはUSC(南カリフォルニア大学)、USLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュード)、ニューヨークフィルムアカデミー・ロサンゼルス校であると語っている。そしてFilm L.A.への撮影申請の数最も多いのがニューヨークフィルムアカデミーであると言う
Film L.Aは学生映画の撮影に対して割引を行っており、学生が街の中で映画を撮影することが容易になっている。 
(情報元:Los Angeles Times|ENTERTAINMENT 2013年6月12日掲載)http://www.latimes.com/entertainment/envelope/cotown/la-fi-ct-onlocation-students-20130612,0,4917366.story
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NYFAのサマーワークショップとサマーキャンプ


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・サマーワークショップとは
世界各国で行ってるサマーワークショップは日本人にとっては本場ハリウッドの技術にふれる絶好の機会になります。映画制作コースでは本校のカリキュラムと同じように、演出、撮影、照明、音声をローテーションでそれぞれが担当し、ワークショップ終了までに参加者全員が一本の短編映画を完成させます。たとえばフィルム映画制作だと、各自Arriflex 16mmフィルムカメラを使って撮影し、デジタル変換したあとにAdobe Final Cut Proで編集します。照明機材、音声機材もプロが使用している者に準拠していたりと、非常に充実しています。デジタル映画制作もまた然り、です。
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アクティングコースも映画における演技の基礎を実践的に学びます。カメラ撮影を前提とした演技法、オーディションでのテクニックなどを、gleeなどの大ヒットドラマ出演者や、ハリウッド、はたまたボリウッドスターをも育てたインストラクター陣が集中的に指導します。
・サマーキャンプとは
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サマーキャンプという言葉の響きだけ聴くとキャンプ場でたき火を囲むイメージを持つかもしれませんが、サマーキャンプとは日本に比べ夏休みが倍ほどあるアメリカの子供達のためのサマースクールです。子供のいる家庭では一大行事であるため、アメリカには沢山の種類のサマーキャンプが用意されてます。NYFAのサマーキャンプは映画、アクティング、3Dアニメーションなど映画学校ならではの内容になってます。
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モットーである「実践から学ぶ」というのはここでも例外ではなく、まず機材を手にするところからだったり、カメラを意識した演技法など実践的な環境から始まり、インストラクターが基礎や技術を教えていきます。しかし、その中でも参加者の自由な発想は尊重し、それを伸すアドバイスをしています。決して教科書通りの情報を子供達に詰め込ませるのではなく、未来の表現者としての基盤を作っていくのです。
そういう姿勢もあって、スティーブン・スピルバーグのご子息のマックス・スピルバーグはサマーキャンプを体験した後にNYFAに入学して映画を学んでいたり、後にハリウッドで活躍する役者になった参加者が沢山いたりするわけです。
サマーキャンプのロケーションごとに特色があったりもします。例えば、ニューヨークは世界のエンターテイメントの中心で刺激を受けながら学びことになりますし、LAだとユニバーサルスタジオの実際の映画セットが子供達の教材になります。それらは子供達にとって忘れがたい夏の思い出になるでしょうし、人生の指標を示す切っ掛けになるかもしれません。
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ミュージカル学科長マーク・オルセンから世界へと


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この投稿はNYFAミュージカル科の学科長であるマーク・オルセンによるものである。マークは俳優であり作家であり監督である。現在も2つのブロードウェイ舞台の顧問として働いている。彼の生徒たちはブロードウェイやオフブロードウェイ、著名映画、テレビ番組、アメリカ国内外の舞台などで活躍している。

- はじめに、前学科長のV・P・ボイルが、過去の4つの功績と共にコツコツと半年かけて若い才能たちを集めたこのプログラムを評価したい。自分の役割だけでなく、大胆で大きく躍進させたプログラムへの彼の情熱に、私は尊敬の念を贈らずにはいられない。素晴しいスタッフを揃えたこと、世界中から素晴しい生徒を集めたこと、そんなすごいことをしようとした覚悟もだ。
私はこの新しいポジションについて、私の生徒たちが他の卒業生と共にブロードウェイの舞台に立つ夢を叶えていったことが非常に面白かった。(それと、あのトニー賞にノミネートされた作品のこともね!)その上、ある生徒がエビータの全国ツアーに参加したという知らせと、丁度昨日、違う学生から今度公演になる「Soul Doctor」のキャストに決まったいう知らせをもらったんだ。加えて、私は数ヶ月前に「バウンティフルへの旅」のブロードウェイ公演の主演の選考でも、シシリー・タイソンのコンサルタントをしていたし、私のスペシャルブロードウェイシーズンが来てる気がするよ。
しかしながら、私が本当にお知らせしないといけないビッグニュースはこっちだ。バッテリーパークの新校舎に引っ越したことだ!私たちは4階の工事が終わるまでは今は5階に構えている。構内は並外れた造りになってて、非常によく考えられたダンスルームだったり、教室からハドソン川が望めたり、息を飲む感じなんだ。

Mark at NYFA doorwayもちろん、ミーガン・ナイロンによる突貫のインストラクター研修とハードワークがなかったら、この引っ越しとこのポジションになることはできなかったよ。安定した船に乗っているように、さまざまな嵐からナビゲートしてくれるこのエレガントな校舎は、とってもワクワクさせてくれるんだ
ついこの間、先週卒業した二年生のミュージカル映画を監督したんだ。それは目が覚めるような成功だった。編集が終わったら、いろんな映画祭に出品するのはもちろん、輝いてた出演者たちにもあげるつもりだ。素晴しいフッテージやプロの仕事のメイキング写真もね。
みんな、ちゃんとがんばれた。何週間が動けなかったり、建物内はミュージカル科だけだったりという経験をしたけど、新しいことに常にワクワクできるのは、創始者のジェリーが比較的にミュージカル科の活動をマッシュアップしてくれてたからなんだ。夏が来たら、本当のキックオフだね。すべてのハンズオンのカリキュラムは、ワンダフルな若いシンガーやダンサーやアクターの最高のトレーニングになるはずさ。
Let’s make some good magic!
-Mark Olsen

ジェイミー・リー・カーティス on NYFA卒業式


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先週土曜日、NYFAロサンゼルス校の卒業式で、ジェイミー・リー・カーティスが開始のスピーチを務めた。映画「ハロウィーン」「ワンダとダイヤと優しい奴ら」「トゥルーライズ」「フォーチュン・クッキー」などで有名な女優だ。ハリウッドの名優トニー・カーティスとジャネット・リーの娘であるジェイミー・リー・カーティスは、35年の間に二度のゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、そしてハリウッドの殿堂入りを果たした。そんな彼女が、MFAとAFAの映画俳優科、プロデューシング科、シナリオ科、MFAの写真科の卒業生たちに祝辞を贈ってくれた。
式辞の中で、ジェイミーは自身のショービジネスの人生についてこう語った。「これはショーでなどではありません。真実と品位、誠実とコミュニケーション、勇気とリスク、人々をベッドから飛び起こさせるようなそれらの言葉たち、それがあなた方がなろうとしているものです。」彼女は自身のキャリアを通して語り、ジョン・シャーロックと彼女の夫である脚本家、監督、俳優であるクリストファー・ゲストの言葉もそれに付け加えた。「私はあなた方の気持ちすべてを誇りに思います。」彼女は続ける。「時代と共にすべてが変わっても。」
卒業生の諸君に祝辞を贈るとともに、ジェイミー・リー・カーティスに心より謝辞を述べたい。
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卒業を迎えたMFA写真プログラムの生徒たち


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ニューヨークフィルムアカデミーの写真プログラム修士課程の生徒たちが卒業した。卒業生たちはロサンゼルスのダウンタウンにあるGallery RowにてNYFAのポップアップギャラリーとしてコラボレーション展示会を行っている。Maria Fernanda FuentesとAmber Kirkwood、Bonnie Rodriguezの新作をフューチャーしたオープニングレセプションは、皆の注目を集め大盛況となった。NYFAの修士コース(Master of Fine Arts in Phitigraphy program)の生徒は、ロサンゼルス校の課程を終えた。その中には世界規模のミュージアム、ギャラリー、スタジオを訪れ、フォトジャーナリストやアーティスト、キュレーターなどのゲストにレクチャーやポートフォリオのレビューを受けるなどの貴重な経験もあった。そしてこれからの大切な仕事道具として、学校からCanon 6DかNikon D600が卒業生に贈呈された。
MFA卒業生の展示会は6月23日まで開催されている。
101 W 5th St,  open Wednesday-Sunday from 1 p.m.-6 p.m.
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By MFA Photography graduate Maria Fernanda Fuentes
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By MFA Photography graduate Amber Kirkwood image
MFA Photography graduate Bonnie Rodriguez

NYFA生徒が映画「Bro Code」でカンヌ映画祭の舞台へ


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「Bro Code」が最近行われたカンヌ映画祭短編部門で公開された。短編映画の脚本、プロデュース、主演をニューヨークフィルムアカデミーの生徒Roope Oleniusが務めた。「Bro Code」はアーティストの友人を助けようとする、あるフィンランド人が主人公の映画。映画を撮ったフィンランドから上映会場のフランスへ、2つの大陸を短い時間ながらもSkypeで繋いだ。RoopeはNYFAのLA校を2013年8月に卒業し、Fine Arts in Acting for Filmの学位を取得する予定だ。彼は今年開催されるさまざまな映画祭に出品する計画をしており、同時に次の映画作品の準備を同じポジションで行っている。「この映画は本当に低予算で完成させました。」とOleniusは言う。「BIG THINK YOUが切実に映画の企画を募集していたので、我々のスポンサーになったのです。」

障害をも越えるパナマのフィルムメイカー達


imageニューヨークフィルムアカデミーは、パナマの難聴の若者達で構成された芸術教育振興団体「Grupo NUR」の学生達に賛辞を贈りたい。パナマ政府と協同でニューヨークフィルムアカデミーが招き、ロサンゼルス校の4週間の映画制作プログラムに参加した学生グループだ。4週間の間に、シナリオ、演出、製作、編集と映画制作のすべての側面を学んだ。学生達はワークショップで学んだ技術で、パナマへの寄付金の返還と初の映画撮影を計画している。
「NUR」はさまざまな補助を必要とする若者を支援している。(NURはアラビア語で「光」を意味する)映画制作、ダンス、アート、歌唱などの授業でも、NURはそれらの障害を取り除くべく援助をしている。進取的で差別のないプログラムと共に、ニューヨークフィルムアカデミーは誇りを持って教育を支援し、次の時代の素晴しい才能を持った映画制作者の育成に力を入れていく。
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